東京の郷土料理と言えば、もんじゃ焼きではないでしょうか。もともとは駄菓子屋さんで売っていた、子どもたちのおやつ、のようなものだったそうですが、最近ではすっかり東京の郷土料理となっています。もんじゃ焼きのお店が多いのは東京の下町と言われるところ。江戸っ子文化が残る下町で、脈々と受け継がれてきたのかもしれませんね。また、最近では屋形船でもんじゃ焼きを食べることができるお店もあるようなので、観光にはちょうどいいかもしれません。
他に東京観光でオススメしたい郷土料理といえば、深川丼です。簡単に言うと、アサリの味噌汁をごはんにかけたどんぶりです。昔、江戸深川はあさりのたくさん捕れる漁場だったそうです。猟師が船の上で簡単に栄養豊富な食事をとることができるように、と考え出されたどんぶりでした。現在は、この深川丼を出してくれるお店もたくさんあるので、東京観光の際には、その土地の文化を学ぶ一環として、こういったお店に食べに行くのもいいでしょう。
どの土地に観光に行っても言えることですが、観光に訪れたその土地の文化に触れることは、日本人のアイデンティティーを知る上で重要なことだと思います。その土地のひとが何を感じ、どんな歴史をたどってきたのか、身をもって体験できるいい機会です。特に食文化はその土地の特徴を色濃く反映していることが多く、じっくり調べてみると非常におもしろいことが分かったりもします。もんじゃ焼きの場合は、過去をたどると、江戸時代にルーツがあるようですよ。